DJI カメラ付きスタビライザーはOsmoは、なんの調整もせずに搭載された3軸スタビライズシステムで、三方向の振動を制御し、 滑らかな4K映像を撮影することができます。またそのほかにも一台でモーション・タイムラプス(動きのあるタイムラプス撮影)やスロー撮影などいろいろな機能が備わっています。その一つにパノラマ撮影機能があります。
OSMOでパノラマ撮影後のデータ
OSMOには180度、360度のパノラマ撮影とマトリクスがあり、それぞれ自動でカメラ位置を移動させ複数枚撮影を行い撮影後にそれを結合し1枚の画像を生成され接続しているスマートフォンに保存されます。ただ、これはサムネールなのか画像サイズが小さい。また、SDカードに保存されるデータは結合前の元画像のみ。パノラマ画像は保存されていません。
簡単にパノラマ画像を作る
保存された画像を並べただけではうまくパノラマ画像になりません。何か簡単に作れないかと考えていると・・・ありました!Photoshopの自動処理の中に複数の画像を結合する機能がありました。 Photoshopのメニューからファイル>自動処理>Photomergeを選択します。 開いたPhotomergeウィンドウで参照ボタンをクリックし結合したい写真を選択し開きます。 レイアウトは「自動選択」。ソースファイルの「画像を合成」「周辺光量補正」「歪曲収差の補正」「コンテンツに応じた塗りつぶしを透明領域に適応」全てにチェックを入れOKをクリックするだけ。あとは待ってればPhotoshopが綺麗に合成してくれます。
パノラマ画像完成
とても自動でパノラマ画像ができました。端の方や足りない部分は「コンテンツに応じた塗りつぶし」自動生成されているのであまりうまくできていない場合があるので、手動で修正するか面倒なら切り抜くといいと思います。OSMOはRAW撮影にも対応しており。PhotomergeはRAWも合成できます。 試した感じでは、RAWを色調整しても合成後は調整前の状態で合成されるようでした。
JPEG画像で作ったパノラマ
RAW画像で作ったパノラマ
残念ながら生産終了するようです。
OSMOの光学ズーム機能がついたOSMO+が生産終了するようで、各ショップで特別セットなど今ならお得に手に入れそうです。 パノラマ撮影以外にも色々な撮影機能がありぶれのない滑らかな4K映像が取れるOSMO+を購入してみてはいかがでしょうか?