VIVEやOculus RiftなどのHMD VRヘッドマウントディスプレイや、スマホを使った安価なVRゴーグルヘッドセットは、擬似的に左右の目に違う映像を投影するなどの構造上、目に大きな負担がかかるので12〜13歳以上の利用が推奨されています。
イベントなどでVRコンテンツを行う場合には、13歳以下のお子さんでも楽しんでいただけるコンテンツも用意し、そちらを楽しんでいただくようにしています。
でも、横で驚く大人たちを羨ましそうに見ている子供達・・・。
なので、作りました。市販でダンボールタイプの1眼ゴーグルヘッドセットはあるのですが、プラスチックのかっちりしたのないので、プラスチックタイプのものを。一眼ゴーグルヘッドセットと言っても市販の安価なゴーグルヘッドセットを改造しただけですが。
まずは、市販のVRゴーグルヘッドセットをバラし、中央の敷居を取り除きます。
このままだと、あまりにも画面が近くうまく見えません。そこで、シートレンズをこれに取り付けます。
見えるようになり、レンズの歪みで、少し奥行きが出ます。ただ、これでも近い・・・。 なので顔に当たるパーツと、ゴーグルヘッドセットの間に、3Dプリンターでスペーサーを作りこれをいれます。
これで完成。2眼ほどの没入感はありませんが、顔の動きに合わせ映像を楽しむことができます。
あとは、通常のVIVEやOculus RiftなどのHMDVRヘッドマウントディスプレイとこの1眼ゴーグルヘッドセットを連動させて、大人と子供が楽しめるコンテンツを作りたいと思います。